1. HOME
  2. ブログ
  3. 外壁のサイディングとは?主な種類やメンテナンスの目安について解説

外壁のサイディングとは?主な種類やメンテナンスの目安について解説

「リフォーム関連でサイディングという言葉を聞くけれど、具体的にどんなものなの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。外壁リフォームにおいてサイディングは人気の選択肢であり、そのなかにもいくつかの種類があります。

そこで今回は、サイディングの概要や種類ごとの特徴についてご紹介します。また、サイディングの外壁をメンテナンスする目安についても解説していきますので、外壁リフォームに興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

サイディングとは

サイディングとは、工場で生産されたパネル状の外壁材のことを指します。すでにできあがっているサイディングを現場で貼り合わせるだけで外壁の施工が完了するので、施工にかかる期間を短くできる点がメリットです。

また、ほかの外壁材と比べて工事費用を安く抑えられることから、日本の住宅ではサイディングが大きなシェアを占めています。

モルタル・タイルとの違いは?

現在はサイディングが主流になっていますが、一昔前まではモルタルという外壁材がよく使われていました。モルタルは、プロの職人が壁に塗って仕上げていく外壁材となります。そのため仕上がりの自由度が高く、さまざまな形状の壁に対応できます。

しかし、モルタルはサイディングよりも費用が高く、施工期間も長くなりがちです。先ほども軽く触れましたが、住居の壁に塗っていく必要があるため、職人の高い技術と丁寧な作業が必要になるからです。

また、外壁材にはほかにもタイルなどがあります。タイルはサイディングと比べて強度が高く、傷つきにくいのがメリットである一方、サイディングよりも初期費用が高くなりがちです。

このように、サイディングやモルタル、タイルといった外壁材の種類によって、メリットやデメリットが異なります。外壁材を選ぶ際には、それぞれの特徴をしっかり把握して検討することをおすすめします。

サイディングの種類

サイディングにはおもに以下の4種類があります。

・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・樹脂系サイディング
・木質系サイディング

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、繊維質やセメント質などを原料としたタイプです。価格・デザイン・性能のバランスがよく、色合いも豊富に選べるため、現在日本の住宅で高い人気を誇っています。

ただし、窯業系サイディングはシーリングのメンテナンス費用が高いというデメリットがあります。初期費用とメンテナンス費用を比べつつ、トータルでかかる費用を考えながら導入するかどうかを決めましょう。

金属系サイディング

金属サイディングは、ガルバリウム鋼板やアルミなどを使ってできている金属板です。軽量なので建物にかかる負担が少なく、断熱性・防音性・耐久性にも優れているという特徴があります。

しかし、金属の特性から錆びやすく傷がつきやすいというデメリットもあります。また、使用する金属の種類によっては耐久性が低かったり、窯業系サイディングよりも費用が高くなったりする可能性もあるので注意しましょう。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、アメリカなどでよく使われている外壁材です。耐久性の高さが魅力で、酸性雨や厳しい寒さに強く、さらに色褪せもしにくいという特徴を持っています。また継ぎ目のないオープンジョイント工法で製造されているため、シーリングの劣化を心配する必要もありません。

しかし、日本ではあまり普及が進んでいないことから、施工対象にしている会社が少ないことに注意しましょう。また、ほかのサイディングに比べてデザインのバリエーションが少ない点もデメリットです。

木質系サイディング

木質系サイディングは、その名の通り木材を使用したサイディングのことを指します。断熱性に優れている、自然の温もりを感じられるという点がメリットです。

しかし木材は水分を吸収しやすく、比較的腐敗しやすい点がデメリットとして挙げられます。劣化を防ぐために短期間でのメンテナンスが必要になるので、維持コストがかかることを覚えておきましょう。

サイディングの外壁をメンテナンスすべきサイン

サイディングの外壁では、塗料とシーリングを定期的に補修する必要があります。ここからは、それぞれの項目についてメンテナンスすべき目安をご紹介します。

塗装の劣化

塗料のメンテナンス時期としては、10年程度が目安です。しかし、色褪せやカビなどの症状が見られたら、10年を待たずしてメンテナンスを検討することをおすすめします。特に、壁に触ると手に白い粉がつくチョーキング現象や塗膜の剥がれに気づいたときは、早めに業者へ連絡を入れてチェックしてもらいましょう。

シーリングの劣化

パネルとパネルを接続させるためのシーリングは、特に劣化しやすい部分です。シーリングの劣化を放置していると、水分や紫外線が家の内部に侵入して家全体をもろくしてしまいます。シーリングのひび割れや断裂などを発見したら、早急に打ち直しなどのメンテナンスを検討しましょう。

外壁リフォームならアイ工務店にお任せください

今回は、サイディングの種類やメンテナンスが必要となる目安のサインなどについて解説しました。モルタルやタイルなどに比べて費用が安い、施工期間が短いなど、サイディングにはさまざまなメリットがあります。種類ごとの特徴を押さえて、自分に合ったタイプのサイディングを選んでみてください。

アイ工務店は、地域密着型・自社施工のリフォーム専門店であり、お客様の目線に立った手厚いサービスを提供しております。戸建てからアパートまで豊富な実績があり、外壁塗装の依頼も幅広く請け負っております。施工プランや作業日程などのご相談も随時受け付けておりますので、際はお気軽にご連絡ください。